ダイエットのために体重や日々の活動量を管理できる仕組みが欲しかったので構築してみました。ダイエットをするためには体重計があった方が良くて、さらに毎日の体重を記録して分析できると尚良いと思います。それに加えて、どれだけ運動したのかもわかれば後から体重の増減を分析するのに役に立つと思います。
僕は以前購入したオムロンのカラダスキャン HBF-208ITという製品を使っており、体重や体脂肪のデータをWebにアップして後から見れたり、月次でレポートを出してくれたりとなかなか重宝していたのですが、いくつか不満点もありました。
- 計測した体重は一旦本体に保存されるのですが、それをWebにアップするためにはスマホのおサイフケータイをかざす必要がありました。しかし、そのデータ転送がよくエラーになったり、そもそもいちいちスマホをかざすのが意外と面倒。さらに、本体に保存できる件数が決まっているため、しばらく溜めると消えてしまったりして困ります。
- オムロンが出していた「朝晩ダイエット」というアプリがとても良かったのですが、これが提供終了になってしまいました。どうやらオムロン自体は健康データ管理のサービスからは撤退しそうな気配なので、今後も長く使っていくには少々不安でした。
- 他のフィットネス系のWebサービスと連携が取りにくいため、データの一元管理がしにくいというのも気になりました。
僕はガジェットが大好きなので、ダイエットのモチベーションを上げるためにも体重計と活動量計を新たに購入することにしました。
体重計選び
体重計と言えばタニタかオムロンが有名です。オムロンは前述の通り不満があったのでタニタにしようかと思ったのですが、機器の精度は良さそうなものの、他サービスとの連携はできなさそうな模様。引き続き調べていると、Withings(ウィジングス)というフランスの会社が作っている体重計の評判が良いということがわかりました。この体重計が良いのは、一旦Wifiの設定をしてしまえば後は乗るだけで勝手にデータをWebにアップしてくれること。電源ボタンを押す必要すらありません。本当に乗るだけ。さらに、他サービスとの連携もできそう。
いくつかモデルがあってよくわからなかったのですが、こちらの比較表が参考になりました。筋肉量は計測したかったので「Body」か「Body Cardio」になるのですが、別に体重計で心拍が測れなくてもいいかなというのと、価格が1万円近く違ったため「Body」にしました。
活動量計選び
活動量計で有名なのは、FitbitやJawbone、Garminあたりでしょうか。Jawboneは以前に初代のUPという製品を使ったことがあるのですが、あまりいい印象がないのと、ネット上のレビューで酷評されていたのを見てパス。Garminの場合は自転車乗りには嬉しい、心拍計をサイクルコンピューターと連携できるというメリットがあったのですが、心拍計は既にあるし、GarminのWebサービスは個人的にいまいち使いにくいのでやはりパス。他サービスとの連携等を考えると、一番メジャーそうなFitbitを選んでおくのが無難かなということで、Fitbitを選びました。
ちなみに上記のWithingsも腕時計型の活動量計を出していて、特にデザインが秀逸だったので欲しかったのですが、僕が欲しかったモデルは5万以上はしたのでちょっと高すぎるかな?と思い断念しました。
さて、Fitbitの活動量計も種類が沢山あって迷いましたが、シンプルな活動量計で心拍計は必要ないとした場合には、「Flex2」か「Alta」のどちらかになるでしょうか。最初はよりリーズナブルでシンプルな「Flex2」にしようと思っていたのですが、デザイン的に「Alta」の方が気に入ったのでそちらを購入しました。
ちなみに、活動量計をFitbitにするなら体重計もFitbitにすれば良かったのかも知れませんが、Fitbitの体重計はまだ日本で正式に発売されていなかったようなのでやめておきました。結果的にWithingsで何の問題もなかったので正解でした。
全てのデータをFitbitに集める
Withingsの体重計にしてもFitbitにしても専用のアプリがあり、計測データはそこから閲覧することができます。が、できれば一つのアプリで一元管理したいところ。Withingsの計測データはFitbitに連携できるので、それが可能です。WithingsとFitbitの連携はこちらから。
あと、嬉しい誤算だったのですがGarminのサイクルコンピューターで計測したデータも、StravaというWebサービス経由でFitbitに連携できるため、僕が欲しいデータは全てFitbitに集約できることがわかりました。StravaとFitbitの連携はこちらから。
これでとりあえず、毎日体重計に乗って、活動量計を腕につけさえすれば必要なデータはFitbitに集まってきます。自転車に乗った場合も、勝手にライドデータがFitbitに反映されます。うん、素晴らしい。しばらくはこれで運用してみたいと思います!