すずやのとんかつ茶づけ

映画の帰りに新宿にあるすずやというお店でとんかつ茶づけを食べてきました。とんかつ茶づけとは何か?文字通りとんかつをお茶づけにして食べるのですが、最初に会社の仲間に連れて行ってもらった時は「何故、サクサクのとんかつをわざわざお茶づけにして食わねばならんのか」と正直思いました。が、実際に食べてみるとこれがなかなか美味。

まぁとんかつ茶づけと言っても、いきなりお茶づけで出てくるわけではありません。出てくるときは鉄板で出てきて、とんかつには醤油ダレがかかっています。その上に温めたキャベツ。一応お店のメニューに「食べ方」が書いてあります。まず半分はそのままの状態でご飯と共に。次に残った半分をおもむろにご飯に乗せ、お茶をかけてお茶づけにします。

もちろん、お茶づけにしないでそのまま全部食べてもいいわけですし、最初からお茶づけでもいいんですけどね。普通に食べると、結構醤油ダレの味がしっかり効いているのでおかずにぴったりという感じ。お茶づけにすると一気にあっさりして、さらさらっと食べてしまえます。違った味が二度楽しめるので、おすすめですよ。

このすずやさんというお店は、1953年創業の老舗とんかつ屋さんで、当時のお客さんの間で裏メニューとして親しまれていたのがこのとんかつ茶づけだそうです。「とんかつ茶づけ」と聞くと一瞬えっ?と思いますが、ほんと意外とおいしいんです。話のネタにも是非、一度食べてみてくださいな。

しかし、以前にもとんかつの記事を書いたので、まるでいつもとんかつを食べているようですが、そんなことはありませんよ。と思ったら、今朝の朝飯はカツサンドだった…。明日はジムなので頑張ってカロリー消費してきます。

究極のとんかつの食べ方

食べ物の記事が続きます。

昨日何気なく「嵐にしやがれ」というテレビ番組を見ていたら、元バレーボール日本代表の川合俊一が出ていて、究極のとんかつの食べ方というのをやっていました。既に鶏そばを食べてお腹いっぱいだったにも関わらず、見ていたら無性にとんかつが食べたくなり、本日のお昼はとんかつを食べに行くことに決定。

どうせ食べるならおいしいとんかつを食べたいと思い、目黒のとんきというお店に行くことにしました。が、行ってみたらランチはやってなくてがっかり。後で調べたら、目黒にはとんきが二つあり、本店の他に東口店があって、そこはランチ営業しているんだそうな。

その時はとんかつ難民になりたくない一心で、じゃあどこだ!まい泉か!?となり、青山のまいせん本店に行ってきました。お店に行ってみるとお昼の2時近くだというのに20人くらいの行列。うろたえましたがさすがに昼食、回転が早く15~20分くらいで座ることができました。

やはりとんかつの醍醐味はロース!ということで茶美豚(チャーミートン)ロースかつ膳(1,680円)を注文。そして、ここで早速学んだばかりの「究極のとんかつの食べ方」を実践。

  1. いきなりとんかつを食べ始めるのではなく、キャベツから食べる。
  2. とんかつを食べ始めるときは右側の小さい方から。
  3. 右側を二切れほど食べたら、今度は左側から。最後に真ん中。
  4. 最後はご飯の量ととんかつの量を調整しながら、ちょうど食べ終わるようにする。

1.は、いきなりとんかつに着手するのではなく、キャベツから食べ始めることで肉に対するモチベーションを上げるのが目的だそう。それと、キャベツは胃腸に優しいので、これから脂っこいものを消化する胃を保護するんだそうな。確かにじらすことによって一口目のとんかつがとてもおいしく感じられました。

2.と3.は、要するに脂っこい方から先に食べる、ということのようです。右の小さい方が一番脂っこく、最後に脂の部分を食べるのはしんどいので、先に食べると。うん、これは納得。でも、とんかつを出す時の並べ方にルールがある、というのは面白いですね。

そして4.は、僕がご飯マネジメントと呼んでいるもので、おかずがなくなった時にちょうどご飯もなくなるようにバランス良く食べる、ということみたいです。今日も完璧なご飯マネジメントでしたよ!

というわけでおいしく頂いてきました。さすがに老舗の味、箸で切れるとんかつの名は伊達ではありませんでした。

皆さんも「究極のとんかつの食べ方」、機会があったら試してみてくださいね!

香妃園の鶏煮込みそば

堅い記事が続いたので、今回は食べ物の話でも。

昨日、六本木にある中華のお店「香妃園」に行ってきました。このお店は鶏煮込みそばが名物のお店です。僕が小さい頃から家族で食べに行っていたお店で、以前は六本木通り沿いにあったような気がしますが、現在は瀬里奈の向かいにあります。

ちょっと調べてみたら、創業は1963年(昭和38年)だそうです。もう50年近く経つ老舗ですね。ちなみに、現在の場所に移転したのは2001年からみたいです。そう言えば、行ってみたらお店がなくなっていてがっかりしたことがあったなぁ。その後移転を知って鶏煮込みそばを食べに行き、変わらない味に安心した思い出があります。

そして、昨日ももちろん鶏煮込みそば(1,365円)を注文しました!

あつあつの土鍋で出てきます。写真は2人前。具は鶏肉と青菜(しんとり菜という野菜だそうです)というシンプルなもの。特筆すべきはやはりスープと麺です。スープは白濁とした鶏白湯スープで、冷めてくると表面に膜が張るくらい超濃厚ですが、味付けはいたってシンプルな塩味。とてもおいしいのでどんどん飲めてしまいます。寒い時期などは体が暖まります。余談ですが、このスープを使ったカレーも名物のようです。とてもおいしかったですよ。

そして麺。鶏煮込みそばという名前の通り結構煮込んでいると思うのですが、のびたりしていないので不思議に思っていました。気になったので調べてみたところ、なんと15分も煮込むそうです!普通の麺ならドロドロになってしまうと思うのですが、普通の中華麺に使われている「かん水」を用いない特注麺を使うことで、煮崩れたりしないそうです。一般的な中華麺はかん水を使っているため黄色いのだそうですが、そういえばここの麺は真っ白でまるで太い素麺みたいです。

六本木に立ち寄った際には是非試してみてください。お店の情報を知りたい方はこちらからどうぞ。

僕は最近圧力鍋をゲットしたのでこの味を家で再現できないか試してみたいと思っています。その際はレポートしますね。