My Credo(マイクレド)

今日は、浜口隆則・村尾隆介 著の「My Credo(マイクレド)」をご紹介したいと思います。

僕は恥ずかしながらクレドという言葉を知らなかったのですが、調べてみたところラテン語で「信条」を意味する言葉だそうです。マイクレド、つまり自分の信条をしっかり持ちましょう、というのが本書のメインテーマです。

この本には、

  • 何故信条を持つべきなのか
  • 信条を持つとどんな良いことがあるのか
  • 信条を作るための具体的な方法

がしっかりと述べられており、とてもわかりやすいです。特に、何故信条を持つべきなのか(僕たちの生きている環境・時代背景の考察)については、本当にその通りだと思います。自由であるが故に様々な不安に溢れている今の社会で、自分の軸をしっかり持つためのヒントが沢山詰まっています。

本書の中で特に印象に残っているのは「自分らしさ」についての考察です。この言葉、よく耳にしますがなかなか曲者ですよね。というのも、甘えを正当化する言い訳になり得るからです。「自分には合わない」と言えば一見価値観の問題かのようにも思えますが、実際には「嫌だ!やりたくない!」と言っているだけだったりします。本の中に「自分らしさという保健室」という表現がありました。なるほど、おもしろいですね。

それともう一点、本の中で紹介されている「自利利他」という考え方が気に入ったので引用してみます。

自利利他の精神というと、 「人のために何か良いことをしていると、それがめぐりめぐって自分の良いことになって還ってくる。だから、人のために役に立つことをしましょう」という意味だと勘違いしている人がいますが、ちょっと違います。

自利利他とは、本当は「自らの悟りのために修行し努力することと、ほかの人の救済のために尽くすこと。この二つを共に完全に行うことを大乗の理想とする」という意味です。

つまり、「自分を高めること」と「人のお役に立つ」ということは、「同時にやらないといけませんよ」ということです。

どうしても利己主義 vs 利他主義という二項対立で考えがちですが、実はどちらも大事、というお話。これは直感的にしっくりきます。自分のことばかり考えている人間にはなりたくありませんが、かと言って常に自分を犠牲にして他人のことばかり、というのも嫌です。この二つを高い次元で両立するのは簡単ではないですが、例えば自分がやりたいことを突き詰めることによって世の中に貢献し、報酬を得るという生き方は、まさに僕の目指すところです。

本書の後半にはワークがあり、最後にまとめ的にマイクレドを作る、という流れになっています。全体を通してテンポよく進むので読みやすく、ブレない自分の軸を見つけたい方に是非読んでいただきたいオススメの一冊です。

さあ、才能(じぶん)に目覚めよう

本日ご紹介するのは、マーカス・バッキンガム & ドナルド・O・クリフトン 著の「さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす」です。

この本は自分の強みを見つけ、活かすためにはどうすればいいのか、というテーマについて書かれた本です。強みとは「常に完璧に近い成果を生み出す能力」であり、才能・知識・技術が合わさって生まれれるもの、とこの本では定義しています。その中でも大切なのは才能なのだと言います。知識や技術は後から習得可能ですが、才能は新たに作り出すことはできません。

能力の得意・不得意は脳神経細胞の結びつきの強さによって決まるのだそうです。3歳までの間は神経細胞が次々に結びつき、広範囲にわたる回路を作っていきます。しかし面白い事に、それ以降は回路を広げるのではなく捨てる方向に成長が進み、16歳になる頃には3歳の時の半分程度になります。これは、3歳までの間に遺伝と幼児期の体験に基づいて強化される回路が選別されるためなのだそうです。

つまり脳は効率の良い回路を選んで、それを強化することで成長するシステムになっているということです。それが上手くできずに必要以上の回路が生き残ってしまうと、脳は成人レベルに達しないのだそうです。さて、これが才能の正体だとすると、才能に乏しい分野(弱い回路)で頑張るより、才能がある分野(強い回路)を伸ばした方がいいような気がしてきませんか?

じゃあ、自分の才能は何なのか?気になりますよね。この本では、ストレングス・ファインダーというオンラインのツールを使って自分の才能を見つける手助けをしてくれます。この本を買うとストレングス・ファインダーにアクセスするためのIDが付いてくるので、それを使ってオンライン上で診断を行うと、自分の才能が明らかになります。

このツールは200万人に対して行ったインタビューの結果に基づいて作成されており、本書で定義された34の才能の中から、自分の才能上位5つを選び出してくれます。

参考までに僕の結果は

  • 学習欲
  • 自我
  • 個別化
  • 目標志向
  • 規律性

でした。もちろん、それぞれに説明が付いてきますが、長くなるので割愛します。僕は、どの内容にも納得できましたよ。

ちなみに「才能」というと、やりたいことを制限されているようなイメージを感じる方がいるかも知れません。でも、僕は逆だと思います。やりたいことが決まっているなら、自分の才能をその分野でどう活かせるのか、そういう発想で考えてみては如何でしょうか。

自分の強みは何?と言われても、なかなか客観的に判断するのが難しいもの。こういった本やツールを活用して自分の強みを再認識するのもいいかも知れません。興味のある方は是非やってみてください。

最後に注意点を。ストレングス・ファインダーに付いているIDの使用は一度限りなので、中古の本を買うと肝心のテストができない可能性があります。そうなるとこの本は全くといっていいほど意味をなさないので、購入される方は新品を買われることをおすすめします。

究極のとんかつの食べ方

食べ物の記事が続きます。

昨日何気なく「嵐にしやがれ」というテレビ番組を見ていたら、元バレーボール日本代表の川合俊一が出ていて、究極のとんかつの食べ方というのをやっていました。既に鶏そばを食べてお腹いっぱいだったにも関わらず、見ていたら無性にとんかつが食べたくなり、本日のお昼はとんかつを食べに行くことに決定。

どうせ食べるならおいしいとんかつを食べたいと思い、目黒のとんきというお店に行くことにしました。が、行ってみたらランチはやってなくてがっかり。後で調べたら、目黒にはとんきが二つあり、本店の他に東口店があって、そこはランチ営業しているんだそうな。

その時はとんかつ難民になりたくない一心で、じゃあどこだ!まい泉か!?となり、青山のまいせん本店に行ってきました。お店に行ってみるとお昼の2時近くだというのに20人くらいの行列。うろたえましたがさすがに昼食、回転が早く15~20分くらいで座ることができました。

やはりとんかつの醍醐味はロース!ということで茶美豚(チャーミートン)ロースかつ膳(1,680円)を注文。そして、ここで早速学んだばかりの「究極のとんかつの食べ方」を実践。

  1. いきなりとんかつを食べ始めるのではなく、キャベツから食べる。
  2. とんかつを食べ始めるときは右側の小さい方から。
  3. 右側を二切れほど食べたら、今度は左側から。最後に真ん中。
  4. 最後はご飯の量ととんかつの量を調整しながら、ちょうど食べ終わるようにする。

1.は、いきなりとんかつに着手するのではなく、キャベツから食べ始めることで肉に対するモチベーションを上げるのが目的だそう。それと、キャベツは胃腸に優しいので、これから脂っこいものを消化する胃を保護するんだそうな。確かにじらすことによって一口目のとんかつがとてもおいしく感じられました。

2.と3.は、要するに脂っこい方から先に食べる、ということのようです。右の小さい方が一番脂っこく、最後に脂の部分を食べるのはしんどいので、先に食べると。うん、これは納得。でも、とんかつを出す時の並べ方にルールがある、というのは面白いですね。

そして4.は、僕がご飯マネジメントと呼んでいるもので、おかずがなくなった時にちょうどご飯もなくなるようにバランス良く食べる、ということみたいです。今日も完璧なご飯マネジメントでしたよ!

というわけでおいしく頂いてきました。さすがに老舗の味、箸で切れるとんかつの名は伊達ではありませんでした。

皆さんも「究極のとんかつの食べ方」、機会があったら試してみてくださいね!

香妃園の鶏煮込みそば

堅い記事が続いたので、今回は食べ物の話でも。

昨日、六本木にある中華のお店「香妃園」に行ってきました。このお店は鶏煮込みそばが名物のお店です。僕が小さい頃から家族で食べに行っていたお店で、以前は六本木通り沿いにあったような気がしますが、現在は瀬里奈の向かいにあります。

ちょっと調べてみたら、創業は1963年(昭和38年)だそうです。もう50年近く経つ老舗ですね。ちなみに、現在の場所に移転したのは2001年からみたいです。そう言えば、行ってみたらお店がなくなっていてがっかりしたことがあったなぁ。その後移転を知って鶏煮込みそばを食べに行き、変わらない味に安心した思い出があります。

そして、昨日ももちろん鶏煮込みそば(1,365円)を注文しました!

あつあつの土鍋で出てきます。写真は2人前。具は鶏肉と青菜(しんとり菜という野菜だそうです)というシンプルなもの。特筆すべきはやはりスープと麺です。スープは白濁とした鶏白湯スープで、冷めてくると表面に膜が張るくらい超濃厚ですが、味付けはいたってシンプルな塩味。とてもおいしいのでどんどん飲めてしまいます。寒い時期などは体が暖まります。余談ですが、このスープを使ったカレーも名物のようです。とてもおいしかったですよ。

そして麺。鶏煮込みそばという名前の通り結構煮込んでいると思うのですが、のびたりしていないので不思議に思っていました。気になったので調べてみたところ、なんと15分も煮込むそうです!普通の麺ならドロドロになってしまうと思うのですが、普通の中華麺に使われている「かん水」を用いない特注麺を使うことで、煮崩れたりしないそうです。一般的な中華麺はかん水を使っているため黄色いのだそうですが、そういえばここの麺は真っ白でまるで太い素麺みたいです。

六本木に立ち寄った際には是非試してみてください。お店の情報を知りたい方はこちらからどうぞ。

僕は最近圧力鍋をゲットしたのでこの味を家で再現できないか試してみたいと思っています。その際はレポートしますね。

伝わる・揺さぶる!文章を書く

今日は、山田ズーニー 著の「伝わる・揺さぶる!文章を書く」という本をご紹介します。

著者の山田ズーニーさんは進研ゼミで小論文通信教育のプロデュースをされていた方です。失礼ですけどおもしろいお名前なので調べてみたら、ズーニーとはカシミール語で「月」という意味なんだそうです。(出典:Wikipedia

この本はタイトルの通り、どうやって伝えたいことを読み手にきちんと伝え、さらに読み手の気持ちを動かすか、というテーマについて書かれた本です。これから文章力をつけていきたいと思っていた折、ネットでの評判がよかったので読んでみました。 文章術についてのみ書かれた本かと思いきや、書かれていることはとても深いです。

書き出しには、

書くことは考えることだ。だから、書くために必要なことを、自分の頭で考える方法がわかれば、文章力は格段に進歩する。

とあります。この本の論点は、書く技術だけでなく、どうやって考えるかにも及んでいます。

文章には様々な種類があります。文学の世界に始まり、新聞・雑誌などの記事、メールや単なるメモ書きなど。この本が目指すゴールは、「鑑賞ではなく、機能する文章」だと言います。機能する文章とは、自分の書いた文章で読み手の気持ちを動かし、望む結果を出すための文章のこと。学校教育ではこの観点が抜け落ちていると。

なるほど、確かにメールの書き方や手紙の書き方なんて学校で習わなかったなぁ。その代わり、会社に入ってからはメールの書き方を嫌というほど指導されました。メールの重要性が高まっている昨今、そうやって育ててくれた先輩にはとても感謝しています。仕事をしていて要領を得ないメールを見かけることがありますが、あまり考えずに言いたいことだけを流れてまかせて書くと、相手を悩ませるんですよね。気をつけたいものです。

こうやって書くとなんだか小難しそうですが、さすが文章のプロだけあって、とても読みやすいです。構成も前半は理論、後半は実例をあげて実戦的な解説が書いてあります。機能するいい文章を書く必要がある方におすすめの一冊です。

最後まで読んでふと、人に読んでもらう文章とはコミュニケーションそのものなんだな、と改めて思いました。自分の主張は貫きつつ、読み手のこともきちんと考える。難しいですが、精進していきたいと思います。

自分だけにしか思いつかないアイデアを見つける方法

祝!三日坊主突破!ということで今日も読書のまとめを書いていきたいと思います。

今日ご紹介する本は、米光一成 著の「自分だけにしか思いつかないアイデアを見つける方法」です。

この本は良いアイデア発想法はないかと色々な本を読み漁っていた時に出会った本です。著者の米光一成さんはあの人気ゲーム「ぷよぷよ」を作ったゲームクリエイターなんですって。発想力に関する講師なんかもやっているみたいです。

さて、肝心の内容ですが、とても読みやすいです。カジュアルな文体で、発想とは何か、自分のやりたいことを明確にするためのトレーニング、そしてタイトルにもなっている自分だけの「切り口」を見つける方法、という流れで話が進んでいきます。

クリエイターの人ってものすごく感覚的な発想の仕方をするのかなぁと勝手なイメージを持っていたのですが、読んでいくうちに、理屈としてとても納得できる部分が沢山あることに気づきました。本の中でも、発想は「筋道のある思考過程」と言っています。僕は「発想」と「ひらめき」を混同して考えていたみたいです。

トレーニングのやり方もステップ・バイ・ステップで解説されており、もっとアイデアを沢山出せるようになりたいと考えている方にはおすすめの一冊です。

この本の中で、僕が実際にやってみてすごい!と思った方法を一つ紹介します。カラーバスという方法です。やり方は簡単。

最初にテーマを決めます。何でもいいんですが例えば「赤いもの」。一度テーマを決めたら、その日は赤いものに意識を向けるようにしてみてください。そうやって外を歩いていると、普段の景色の中に赤いものが意外と多いことに気がつきます。あれはなんで赤いんだろう?とか、赤って言っても色んな赤があるな、とか、新しい観点や疑問が次々と生まれてきます。こういうものがアイデアの原石となりうるのでしょう。そう、アイデアの原石は何もしなくても向こうからやってきてくれるようはものではないのです。

この本の一説に面白い言葉がありました。「世界に対して常に質問し続ける」。そうすることでアンテナが普段より研ぎ澄まされて、「降りてきた」という感覚が味わえるのでしょう。質問をするということは、具体的に聞きたいことが固まっている、ということです。あまりに漠然とした状態では、質問すらすることができません。

つまり、自分の中を整理して、解決したい問題を世界に対して質問し続ける=意識を向けることで、思いもよらぬことからひらめきが生まれるのだと思います。カラーバスはそれを体験するよい方法だと思います。

皆さんも、気が向いたら試してみてください!何かおもしろい発見があるかも知れませんよ。

ネイティブアメリカンの言葉

今日はWebで見つけた文章をご紹介したいと思います。探し物をしていて偶然見つけたのですが、とても感銘を受けました。とあるネイティブアメリカンの言葉だそうです。僕はあまり詳しくないので、もしかしたらものすごく偉大な人なのかも知れません…。引用元はこちらです。

Every person is created with purpose and with direction. This purpose and direction is written in our hearts when we are conceived. In addition, we are given access to a quiet guidance system which helps us find our purpose and our direction. We need to recognize this guidance system. It’s called intuition, the quiet voice, urges, the knowing, or the feeling. Once we locate our purpose and direction, we are given skills, talents and abilities that are unique to only ourselves. We must practice daily prayer and meditation with God to find this information. To be solid and confident in ourselves, we always need to be able to answer three questions: why am I?, who am I?, and where am I going? If I can answer these three questions, I always know I’m OK!

Lame Deer, LAKOTA

以下、適当ですが日本語に訳してみました。

 全ての人間は、生きる目的と進むべき方向を持っている。それは、私たちがこの世に生を受ける時、私たちの心に刻まれるものだ。

さらに、私たちはその目的や方向を見つけるための誘導装置へアクセスすることができる。私たちはその誘導装置を理解する必要がある。それは直観、内なる声、衝動、洞察力または感覚などとも呼ばれている。

ひとたび目的と方向を突きとめたなら、私たちは個性的なスキル、才能や能力を与えられる。そのために、毎日神と共に祈り、瞑想しなければならない。

強く、自信を持って生きるために、常に以下の3つの質問に答えられなくてはならない。

  • 何故私は存在しているのか?
  • 私は誰なのか?
  • 私は何処に向かっているのか?

もしこの3つの質問に答えられるなら、あなたは大丈夫だ!

さて、如何でしたか?僕はとても考えさせられました。ある程度自分なりの解釈ができたので、それについてはまた改めて書いてみたいと思います。

ソース―あなたの人生の源はワクワクすることにある。

今日は読書まとめの初回として、マイク・マクマナス 著の「ソース―あなたの人生の源はワクワクすることにある。」について書きたいと思います。

この本はいわゆる自己啓発本というジャンルに入ります。自己啓発はブームにもなっていますが、そこで語られている内容はまさに玉石混淆。硬派なものから怪しげなものまで世に溢れており、何を参考にすればいいのかわからない状況になっています。

そんな中たまたま手に取ったこの本の主張は、シンプルですがとても納得感があります。

「ワクワクすることを全部やりなさい」。要約してしまえばこれだけなのですが、そのやり方や注意点、そしてその結果どんなことが起こるか等が解説されています。

心の底からワクワクすることを書き出し、その理由を突き詰めて行くことで、自分が何に重きを置いているのかが明らかになります。自己分析の一つの方法論と言ってもいいと思います。

僕がこの本を気に入った理由の一つに、「小さな一歩」という考え方があります。人は何か新しいことを始めようとする時、できない理由を考えてしまいがちです。皆さんも心当たりがあるかもしれませんが、「時間がない」「お金がかかる」「年をとりすぎた」など、次々と言い訳を考えてしまいますよね。でも、最初の一歩は本当に小さくていいんです。やりたいことがあれば、インターネットで調べてみたり、詳しい人に聞いてみる、スクール等に資料請求してみるのもいいかも知れません。そこまで小さいことであれば、できない理由はなくなるのではないでしょうか。

僕は、自己啓発本は読んで終わりでは何の意味もないと思っています。その点、強烈に行動を促すこの考え方は、とても共感できました。

全体としては文体も読みやすく、ところどころに沢山の発見がありました。やりたいことが見つからなくて悩んでいる方に是非読んでいただきたい一冊です。

最後に注意点を。実は、ソースには書籍以外にもセルフ・スタディ・キットという教材があります。読み物として読むなら書籍で十分ですが、ワークをやってみようという方には書籍だけだと説明不足だと思います。僕はセルフ・スタディ・キットの方もやってみましたので、改めてそちらの感想も書きたいと思います。

ブログ書き初め

いきなりですが、ブログを始めます!
ということで、初日の記事は決意表明的なことを書きたいと思います。

今年の僕のテーマは「継続」。小さな事でも継続して実行すれば大きな力になる、とわかってはいても、ついついサボってしまう。人間って弱い生き物ですね。僕は短期的な集中力はある方だと思うのですが、続かない。

実は今までも、ブログを書こうと思ったことは数回ありました。が、やっぱり続かない。

でも、今年になって、「継続」を意識して色々始めてみたところ、今のことろうまくいっています。読書、家計簿、ジム、早起き…などなど。読書はさておき、他の項目はやむにやまれず始めたことです。でもそこに一つのシンプルな発見がありました。

「何かを継続してやるためには、それを支える目的・モチベーションがなくてはならない」

当たり前ですよね、そう、当たり前なんです。でも、薄っぺらな目的を設定しても、一時的にモチベーションを無理やり高めてもやっぱり続かない。本心からそれをやる必要性を理解している必要がある、という実感は僕にとっては新鮮でした。

僕がブログを書く目的。

現在33歳。仲間と共に小さなベンチャー会社を営んでいます。本業はWeb系のシステム開発やコンサルティングですが、それ以外にやりたいことがあります。内容は追々書いていこうと思いますが、とある分野で本を書いてみたい。ビジネスの文書は日々書いていますが、本となると全然違う世界です。だからブログを書くことで「発信」の修行をしたいと思っています。

このブログには、読書のまとめや日頃僕が考えたことを、(誰にも読まれないかも知れないけど)誰かに読まれることを意識しながら綴っていくつもりです。しばらくは原則毎日更新を課していこうと思うので、ネタ切れのため全然関係ないことも書くと思います。

とりあえず一週間、その次は一カ月、少しでも継続して、目的に近づけるよう頑張っていきます!